2021年10月1日に公開された映画「護られなかった者たちへ」が注目を集めています。
宮城県仙台市を舞台にした感動の映画で、阿部寛さんや佐藤健さんなど豪華俳優陣が出演しています。
ラストシーンでは阿部寛さんから佐藤健さんに一言伝えるシーンがあるのですが、「聞き取れない!」という人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は映画「護られなかった者たちへ」の最後のセリフは何て言っているのかを、そのセリフが生まれた背景と合わせてご紹介します。
映画「護られなかった者たちへ」の最後のセリフは何?
映画「護られなかった者たちへ」のラストシーンでは、笘篠を演じる阿部寛さんが佐藤健さんに一言伝えるシーンがありました。
「声に出してくれて、ありがとう」と伝えたあとに、最後の最後でボソッと一言何か言っているシーンですね!
小さな声で聞き取りにくいですが、「・・・はいよ・・・」と言っていることが分かりました!

私も最後のセリフが聞き取れなかった1人なので、調べて分かった時には鳥肌が立つほど感動しました。
最後のセリフは、2021年11月号の雑誌『月間シナリオ』に記載されていたのです↓
月刊シナリオで確認したところ、
引用元:Yahoo!知恵袋
”腕時計がピッと音をたてた。
『・・・はいよ・・・』噛み締めるように言う
利根、笘篠を見て優しく笑うことが出来た。
おわり”
となっていました。
息子の腕時計の音に、父である笘篠刑事が返事をしたのですね…!
最初は息子の名前を呼んだのかと思っていたので、何気ない一言だったことに驚きでした。
何気ない一言の方がリアリティがあって、笘篠刑事が気持ちを想像してまた泣いてしまいました。
この映画はセリフの言い回しがとても上手だと思います。
それは、監督だけでなく佐藤健さんのこだわりも込められていたからでした。
映画「護られなかった者たちへ」のセリフは佐藤健が要望した?
映画「護られなかった者たちへ」のセリフの中には、佐藤健さんが要望して変更されたセリフがありました。
それは映画の途中で佐藤健さん演じる利根が言う「おかえり」というセリフです。
当初の脚本では「ただいま」というセリフだったのですが、佐藤健さんが
”ただいま”ではなく”おかえり”でいきたい
という要望をしてセリフが変更されました。




映画を見た人からの評判もよく、
あのシーンは「おかえり」の方がよかった!
…と、佐藤健さんのセリフは大好評でした。
映画「護られなかった者たちへ」のラストシーンへの評判は
そんな映画「護られなかった者たちへ」のラストシーンの世間への評判を見ていきましょう。
映画「護られなかった者たちへ」を観てきた。さまざまな想いが混じり合う切ない映画だった。衝撃のラストは涙なしでは観れない。素晴らしい映画だと思う。
なかなか面白い映画でした。色々考えさせられる内容。そしてラストは衝撃的だった!
「護られなかった者たちへ」。原作を超えるほどの展開でラストは号泣。
映画「護られなかった者たちへ」のラストシーンには衝撃を受けたという声が多数寄せられていますね!
原作を超える展開だったという方もいました。
原作と映画でどこが違うのか気になる方は、こちらの記事で解説しているのでぜひご覧ください↓
日本アカデミー賞2022にも登場した映画「護られなかった者たちへ」。
衝撃のラストは、本当に涙が止まらなくなるほど感動しますよね!